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ダウ理論vsトレンドライン 優先すべきトレンド転換の判断はどっち?

投稿日:2020年10月22日 | 最終更新日:2021年5月24日

「トレンド転換のタイミングは、ダウ理論かトレンドラインどっちで判断すればいいの?」
そんな風に思ったことはありませんか?
ネットや書籍を見ると、色々なトレンド転換の判断については書かれています。
しかしながら、何が一番重要かまでは書いていません。

トレンドが反転したかどうかの判断は、トレード方針に大きく影響するのはご存じのとおりです。

実はボク自身もトレンド転換に、トレンドラインだったり、インジケーターだったりを試していた時期もありました。
トレンドラインや移動平均線を割ったからといって、逆にポジションを持ってヤラレタこと数知れず。
そのたびに「なんで?トレンド終わったんじゃないの?」とか思ったりしたわけです。

トレンドの転換の考え方で大切なこと、ボクがそれに気づく(というか教わったのですが)までにずいぶんと時間を費やしました。
でも、あなたまでそんな遠回りをする必要はないと思います。

そこで、この記事では

  • ダウ理論 VS トレンドライン
  • ダウ理論をもちいた目線の切り替えとポジションの持ち方
  • なぜ押し安値・戻り高値で目線を切り替えるの?

を解説します。

この記事を読めば、ダウ理論によるトレンド転換が分かります。
目先の値動きにオロオロすることもなくなると思いますので、是非参考にしてください。

ダウ理論 VS トレンドライン

まずはとても重要な話

ダウ>トレンドライン

そう、ダウはトレンドラインよりも優先です。
なぜなら、トレンドラインもインジケーターもダウ理論を基礎として考えられているから。

つまり、他の全てより優先すべきは『ダウ理論』

かの高名なテクニカル分析の重鎮ジョン・マーフィーさんもダウ理論は、すべてのテクニカル分析・インジケーターの元であるとおっしゃっています。

だから、基本的にはトレンドよりダウの方が強い傾向にあると思っていてください。
この点を間違うと、反対方向のトレードをすることになります。

例えば、ブログや書籍で下図のS1の青線を下抜けた時点でトレンド転換(発生)だというのを見かけます。

高値・安値の切り下げ(切り上げ)でトレンドの転換(発生)という意味では間違いではありません。
しかし、トレンドが転換したからといってすぐに下方向に相場進むとは限らないのです。

というのは、押し安値(注)は抜けていないから。
言いかえれば、ダウ理論では買い目線が継続中というわけですね。

たしかにS1を下に抜けた時点で上昇トレンドは終了し、下降トレンドに転換しましたが、上昇トレンドの起点S2(押し安値)を下に抜けるまでは買い目線は外せないのです。

もちろん、ショートポジションをもったらダメという話ではありません。

ただ押し安値は抜けていないから、『上昇トレンド継続中』と考えているトレーダーが多いよということです。
そして、ダウの方がトレンドより強いという判断なので、S2がサポートとなって反転上昇する可能性があります。
要するに
、知らずにポジション持ち続けると反撃をくらう危険が高いってことですね。

このようにダウ>トレンドラインという意識でチャートを分析すれば、おのずとポジションの持ち方も変わってきます。
では、どういったポジション持ち方があるのでしょうか?

ダウ理論をもちいた目線の切り替えとポジションの持ち方

下図をご覧ください。
短期的に高安値を切り下げて下降トレンドが発生していますが、押し安値は抜けていないので上昇トレンドが終了したとはいえないケースです。
このようなケースで、どのようなポジションを考えるか?ボクなりのパターンを解説します。

①青矢印の動きで押し安値を下に抜けると、短期トレンドが勝利となり、上昇ダウ自体も終了。
ここからは、目線を切り替えてショートを狙っていきます。
考え方もシンプルでいいですね。

②赤矢印の動きで短期戻り高値を上抜いたら、短期の下降トレンドは終了し、再度上を目指す可能性が高くなります。ボクだったら、買う場合でも直近高値で一度手じまいするケース

③黄色の矢印のように高値を一気に更新した場合は、高安値切り上げとなるので上昇トレンド継続・再開と判断できます。
この場合に注意が必要なのは、高値を更新したことで新たに押し安値ができるということ(わかりますよね?)

のケースはやっかい。
短期戻り高値で反発したら、短期下降トレンドは継続中だし、押し安値も下抜けしていないので、上昇トレンドも継続中。
上も下もいかない。つまりレンジになりそうな動きですね。

ちなみに④のケースが、天井圏ででたとしたら?

それまでの上昇トレンド自体が終了する可能性が高いのでは?と判断できます。
見方を変えれば、押し安値を下抜く前に売っていくこともできるということです。

ただ、初心者のうちは押し安値を抜けてから、ショート狙っていく方が安心なのは間違いないです。
無理にアタマの方から獲ろうとするとドツボにはまります。

なぜ『押し安値・戻り高値』で目線を固定するのか?

そもそも、なぜダウ理論では『押し安値・戻り高値』で目線を固定するのでしょう?
その答えは、そこにロスカットを置いているトレーダーがたくさんいるから。

例えば、押し安値を起点に上昇トレンドが継続するなら、安値を切り上げていくはずです。
そのため、高値を更新した時点で押し安値の下にロスカットを置くのが、合理的な考え方といえます。
もしも押し安値を下に抜けたのであれば、上昇トレンドが終了したと判断したショート勢も参加してくるので、下降トレンドが発生しやすくなります。

下図をご覧ください。

 

Aのサポートラインと①のレジスタンスラインを比べると、①の高値を更新しているのが分かります。
つまり「買っている人のほうが多い」ということですね。

同じくBのサポートラインと②のレジスタンスラインを比べたら、「買っている人のほうが多い」のが分ります。

しかし、Bのサポートラインと③のレジスタンスラインはどうでしょう?
Bのサポートラインを割っているので、「売っている人のほうが多い」と判断できます。
要するに「サポートよりレジスタンスの方が強い」となります。

だから、押し安値(戻り高値)を抜けてきた時点で目線を切り替えるのです。

まとめ

いかがだったでしょう?

この記事のまとめです。

  • ダウはトレンドラインより優先
  • 押し安値(戻り高値)を抜けない限りは、トレンド転換はいえない
  • 押し安値(戻り高値)で目線を変更する理由は、そこにロスカットがたまっているから

少しでも参考になれば幸いです。

 

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川西 能司

川西と申します。 トレード歴11年目になるトレーダーです。 数々の失敗・挫折を繰り返し、今ではラインを活用したシンプルなトレードに落ち着いています。

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