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【FX】グングン成長するトレードノートの書き方

投稿日:2023年1月11日 | 最終更新日:2024年2月7日

・なぜトレードノートは必要なの?
・どういう風にトレードノートを書けばいいかわからない

そんな疑問に答える記事です。

この記事にたどり着いたぐらいですから、あなたはすでにトレードノートの大切さに気づいていることでしょう。

そして、トレードノートを書いていこうと決心されているのではないですか?

もしかしたら、すでに取り組んでいるのかもしれませんね。

 

ズバリ言います。

 

その決断・・・

 

大正解です。

 

だって、実力が付く一番の方法だから

 

トレードノートを書いている人と書いていない人では、成長速度に雲泥の差があるのは間違いありません。

 

それは僕自身の体験からもそうだし、
FXをやってきた人たちを10年近く見てきた結果からも、自信をもって断言できます。

 

つーか、トレードノートを書かずにFXで資産を増やしている人なんているんでしょうか?
(1年やそこらならいけるかもしれないけど・・・)

 

それだけトレードノートは、安定して勝てるようになるために欠かせないものなのです。

ですが、ただ勝った・負けたを記録しても意味がありません。

 

自分の『強み』と『弱み』がわかるトレードノートを書いていく必要があるのです。
トレードノートの書き方次第で、成長曲線も大きく変わってくるといえるでしょう。

 

そこでこの記事では、FX歴10年目の僕のトレードノートや記載内容を詳しく解説します。
僕が何年間も試行錯誤して、出来上がったスタイルなので、きっとあなたの参考になると思います。

では、さっそく見ていきましょう。

なぜトレードノートは重要なのか?

「そもそも、なぜトレードノートを書かないといけないの?」そんな風に考えている人がいるかもしれませんね。

 

一言でいえば、成長に直結するからです。

 

トレードノートをつけていると、次のような恩恵があります。

  • 手法の検証・改善がしやすくなる
  • 感情的なトレードが減る
  • 一つひとつのトレードが丁寧になる
  • 自分の強み・弱みがわかるから、ムダなトレードが減る

 

ね、メリットだらけでしょ。

なのに、ほとんどの人が「面倒くさい」って理由だけでノートをつけません。
あるいは、やめてしまいます。

 

本当にもったいない。

 

でも、逆にいうとトレードノートをしっかり続けていれば、FXでの成功は確実に見えてきます。
たかだかFX歴10年程度の僕が言っても、説得力はないかもしれませんが・・・

 

まー、とりあえずですね。

FXで勝ち続けている人ほど、地道にトレードノートを続けているのは間違いないですよ。

 

トレード記録とは別モノです

ところでトレードノートとは何を指すのでしょうか?

実は明確な定義は存在しません。

ただ僕自身の考えとしては、トレード記録とトレードノートは別物だと思っています。

  • トレード記録⇒トレードの成績
  • トレードノート⇒シナリオやトレード根拠など

 

ノートに何を書いていくかにもよりますが、僕は記録とノートを分けています。

どっちも大切なのですが、そもそも役割が違いますからね。

 

トレードノートは、自分が立てた仮説(シナリオ)に対して、どういう結果(トレード)になったのかを残していくものです。

いくら勝った・負けたとかの成績だけでなく、自分がどう考え・どう行動したのかを記したノートだといえるでしょう。

 

トレードノートは本番だけでなく、デモもやるべし

どんなに面倒に感じても、トレードノートはデモトレードでもやったほうがいいです。

なぜなら、成長スピードが圧倒的に早くなるから。

 

いや、わかりますよ。

 

すげー、手間です。

 

泣きたくなるでしょう。

 

実際に利益がでるわけではないしね。

つまらんし。

 

でも、その繰り返しがトレードの血肉となるのですから、やるべきです。

僕も、さすがに今はだいぶデモトレードの回数は減りましたが、土日はやっぱりやっています。

 

トレードノートは何に記録する?

トレードノートを記録するには、次のような方法があります。

 

  • エクセル
  • ブログ
  • SNS
  • Evernote
  • 手書きノート
  • ファイル
  • ソフト・アプリ
  • 録画

 

ぶっちゃけ、自分のやりやすい方法でいいです。

僕は当初、このブログにアップしていました。

でも、諸事情があってやめてからは、手書きノート⇒Googleドキュメント⇒Evernoteと変遷しています。

そして今は、Evernoteに記録したのを印刷した上で、手書きを加えています

クラウド上にデータとしても残っているし、紙ベースにもしてあるので、見直しがラク。

管理の手間もないので、このスタイルに落ち着きました。

そこまで高い有料のソフト・アプリを買う必要はないですよ。

 

トレードノートに書くべき項目とは?

それでは本題です。

ここではトレードノートに書くべき項目について解説します。

理由も解説するので、ご自身で必要だなと思った項目は、ぜひ取り入れてみてください。

 

①トレード日時

記録をつけていると、月初・月末、ゴトウ日(5と10が付く日)とかは、癖のある動きをするのが見えてきます。

多くの人が、本とか他のブログで言及されていますが、やっぱり自分で体験して、記録に残すことで本当の知識となります。

「月末なのに、なんでムリしてトレードしているんだ?」とか、反省につながりますよ。

 

②シナリオ(上位足)

(僕の場合:日足⇒4時間足を見ています)

自分が立てたシナリオは必須です。

言葉だけだとわかりにくいので、画像も一緒に残しましょう。

僕の場合、昔はもっと細かいシナリオを記録していたのですが、今は上のようにシンプルになっています。

後で見直したときに、自分がどういうシナリオを立てたのか、わかればOKです。

ちなみに僕は、トレードが終わってからノートを書いています。
(だいたい、日中仕事中だし・・・)
なので、トレード前に立てたシナリオは、思い出しながら書きだします。

 

③通貨ペア

自分の得意な通貨ペア・苦手な通貨ペアというのは、案外はっきりと成績にでます

得意な通貨ペアに絞ってトレードすれば、成績もアップするでしょう。

また、

「この通貨ペアは、テクニカル通りにしっかり動く」
「この通貨ペアは、ダマシを見せてから動くことが多い」

など、通貨ペアの特性も見えてきますよ。

④トレード方向(どの時間足に対して)

『買い』『売り』のトレード方向は、自分が思った以上に得意不得意がでます

 

「売りの場合は、早い仕掛けが必要だな」とか、新たな気づきもあるでしょう。

あと僕は、『どの時間足に対してのトレンドフォローか』というのも残しています。
というのも、上位足に対するトレンドフォローが僕の基本スタイルだから。

それに基づいたエントリー根拠になっているかのチェックのために、記載しています。

 

⑤トレード根拠

これは当たり前ですよね(笑)

予定していた損切りラインや、目標にしていた利確ラインを残しておくのがベストです。
リスク・リワードの高いトレードシナリオだったのか、わかりますからね。

 

⑥勝ち負け金額

別にトレード記録をつけていれば、記載しなくてもOK。

僕はトレード記録とトレードノート、どちらにもつけています。

 

⑦獲得pips

勝ち負け金額と同じく、トレード記録で残していれば、記載しなくてもOK。

 

⑧決済(損切り)した理由

決済(損切り)をした理由を、わかりやすく書きます。

予定どおりだったのか?
予定とは別の場合は、どのような理由から?

上記のような決済理由を残していきます。

僕自身、反省するときに一番見る項目がココですね。
チキン利食いや、早すぎた損切りの反省材料に大変役立っています。

 

⑨エグジット後の値動き

個人的にはめっちゃ重要な項目だと思っています。

利食いをした後、損切りをした後にどうなったかを記載します。
自分の決済・損切りの決断が正しかったか、判断しないといけませんからね。

 

チャート画像を残しておいた方がわかりやすいでしょう。

 

⑩トレードした時間と保有時間

トレードした時間とポジションの保有時間も、めっちゃ重要。

 

とくにトレードする時間帯は、得手不得手がハッキリとでます

 

たとえば僕の場合、オセアニア・東京時間は恐ろしいほど勝率が悪いです。
だから、よほど自信があるときしか、午前中はトレードしません。

 

それだけトレードの時間帯は意識してみるべきです。

 

また、ポジションの保有時間もチェックしておいてください。

負けトレードの方が保有時間が長くなっている場合は要注意。
利益を伸ばそう(損小利大)という意識づけができていない証拠ですからね。

 

※その時の精神状態

 

どんな気持ちでトレードにのぞんだかも、手書きでいいので残しておくといいでしょう。

カンタンでいいんです。

「負けを取り戻そうと思った」
「カッとなっていた」
「落ち着いていた」

などなど。

精神状態がトレードにおよぼす影響がわかりますからね。
冷静でないときは勝てていないのが、ハッキリでると思いますよ(笑)

 

 

トレードノートは手書き?それともデジタル?

トレードノートは、できるだけ手書きの方がいいのは間違いないでしょう。

 

手書きの方が記憶に残りやすいのは、脳科学的にも証明されていますしね。

 

でもですよ・・・

 

めっちゃ大変です!?

 

トレード回数によっては、ノートを書くのに1時間以上かかります。

日々、書くことに慣れていない人にとっては、苦痛そのものでしょう。

 

僕は一か月で挫折しました。
(自分の字の汚さにコンプレックスをもっているのもありますが)

 

で、

基本的にはデジタルにして、後で見返しながら手書きを加えていく方式にしました。

このスタイルにしてからは、ストレスなく続けていられます。

 

結論をいうと、

 

デジタルでも、手書きでも、自分が続けられるスタイルが重要ってことです。

 

いくら手書きがいいからといって、途中で挫折しては意味がないですから。

 

ところでトレード記録は何を残す?

 

繰り返しになりますが、僕自身はトレードノートと、トレード記録は別だと考えています。

 

そして、どっちも大事だと思ってます。

なので、トレード記録も面倒くさがらずに続けてください。
僕のように分けてもいいし、ひとつにまとめてもOKです。

 

ただし、FX会社によってはトレード記録を自動集計してくれるところもあります。
必要なデータがそろっていれば、わざわざ同じ内容を入力することはないですよ。

僕が考える必要なデータとは、下記のとおり。

  • 損益
  • 獲得pips
  • 勝率
  • 平均利益
  • 平均損失
  • 損益レシオ(平均利益÷平均損失)
  • プロフィットファクター(総利益÷総損失)

 

僕の場合、とくに損益レシオについて意識します。
目標を2.0以上に設定し、最低でも1.5を下回らないようにトレードをしています。

上記の数字を確保できていれば、勝率はさほど高くなくても、しっかりと利益を残していけますからね。

 

MT4/MT5でも、集計機能があるにはあるのですが、わかりにくいので僕はエクセルで管理しています。

 

トレードノートを書く際の注意点

トレードノートを書く際は、次の点に注意しましょう。

  • トレードをする限り書き続けよう
  • トレードノートを書く目的は、自分の成長のため
  • 書いて満足しない

詳しく解説します。

 

トレードをする限り書き続けよう

せっかくトレードノートに取り組んでも、すぐ止めてしまう人がいます。

「面倒くさい」
「今日は疲れた」
「ノートを書いても勝てない」
「恥ずかしいトレードになってしまい、ノートに書きたくない」

etc…

 

実にもったいないと思うんです。

正しい道を踏み出そうとしているのに、やめてしまうんですから・・・

 

トレードノートは1週間や1か月そこらで、結果がでるものではありません

半年・1年・3年と続けることで、少しずつ自分の力となってきます。

 

そしてトレードを続ける限り、ノートに終わりはありません

だって、トレードノートは過去の自分よりうまくなるためのものだから。

書くのをやめたときが、成長も止まる瞬間だと思っておきましょう。

 

トレードノートを書く目的は、自分の成長のため

 

先ほどの話とかぶりますが、トレードノートを書く目的は、自分の成長のためです。

先月より、先週より、昨日より、もっとうまいトレードをしていかねばなりません。

 

といっても、日々成長なんて難しいもんです。

 

3歩進んで2歩下がるような。

たまには自分がイヤになるぐらい後退することだってあるでしょう。

 

それでも「必ずうまくなる!」という気持ちは捨ててはいけません。

そのためのトレードノートです。

 

トレードノートを書くのがイヤになったら、何のために書いているのかを思い出してください。

書いて満足しない

 

もちろん、書いて満足していてはいけません。

定期的に見直しをして、トレードの分析を行っていきましょう。

 

僕のオススメは『グッドトレード』と『恥ずかしいトレード』を、ピックアップする方法。

「このようなトレードを続けよう」
「もう、こんなトレードはしないぞ」

そんな振り返りができるようにしています。

最後に

もし、あなたが

「何年、同じ失敗繰り返しているんだよ」

と、頭を抱えているのであれば。

トレードノートを強くオススメします。

半年。

半年でいいので、この記事の内容を続けてみてください。

どんなトレードを繰り返すより、きっと上達しているはずですから。

そして、出来上がったトレードノートは、
どんなFX商材よりも大切な財産になっているでしょう。

 

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川西 能司

川西と申します。 トレード歴10年目になるトレーダーです。 数々の失敗・挫折を繰り返し、今ではラインを活用したシンプルなトレードに落ち着いています。

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