投稿日:2021年2月24日 | 最終更新日:2021年2月25日
「トレードで成功したい」
「FXで稼ぎたい」
そのように思っていますよね?
FXで成功するためには、まずはトレードで失敗する原因を知ることが大切です。
なぜなら、トレードで成功している人の要因は様々ですが、失敗する人の原因はほぼ決まっているからです。
ボクがFXを始めたばかりの頃は、『勝てる手法』ばかりを探していました。
でも全然うまくいかなくて・・・数年たってようやく気づいたんですよね。
成功しているトレーダーの手法を学んでも、資金力も違えば、トレードに取り組める時間も環境も違うってことに。
つまり、同じ手法を学んでも結局、違う結果が生まれてしまうだけってことに。
まー、気づくのが遅すぎ!って話ですけど・・・
だから、成功している人のやり方をコピーしても、なかなか成果につながりにくいですよね。
一方、FXで失敗する原因はほぼ一緒です。
そう、ワンパターン。
ですから、このパターンに気をつければ、FXで失敗する可能性がグッと下がります。
そこで、この記事ではFXで失敗する人の3つの原因を紹介します。
3つの原因を知り、対策することで成功に早く近づくことができるはず。
では早速いってみましょう。
Contents
FXで失敗する3つの原因とは
トレードの失敗の原因を探ると、ほぼ次の3つに集約されます。
- 方向を間違える
- タイミングを間違える
- 資金量を間違える
トレーダーであれば誰でも経験していることだと思います。
きっとアナタも思い当たるでしょう。
トレードで成功を目指すために大切なステップは、まずは負ける原因を知り、対策を練って、負けない習慣を見つけることです。
①方向を間違える
トレードで負けないために一番重要なこと。
それは『相場が向いている方向』を知ることです。
なぜなら、エントリー手法がなくても、タイミングが下手くそでも、資金管理が適当でも、方向さえあっていれば利益を残すことができるから。
例えば下のチャートのように、上昇トレンド中に高値付近でロングポジションを持ったとしましょう。
エントリーしたところは残念なポイントですが、方向自体は間違っていません。
瞬間は下がることがあっても、しばらくしてから戻ってきて利益とすることができます。
一方、この局面でショートポジションを持ったとすればどうでしょう?
うまくトレードしないと、あっという間に利益が無くなってしまうどころか、大きな損失を抱えるリスクがでてきてしまいますよね。
事実、ボクなんてエントリー手法なんて結構ざっくりしています。
それでも利益を残せているのは、方向を間違うことが少ないからです。
この方向には、3つしかありません。
上か、下か、横か
「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ」のいずれかということですね。
トレードで利益を残すために大切なことをざっくり言うと、「上がっていれば買う、下がっていれば売る、迷うならトレードしない」を繰り返すことです。
上がっているのに売ったり、下がっているのに買ったりしていては、利益を残すことができません。
もっとシンプルに言うと『トレンド方向にトレードしなさい』ということになります。
これはもう、自分で記録を取っていれば明らかだと思います。
ボクのトレードでも結局、大きな利益を残せているのはトレンドに沿ったトレードがほとんどです。
逆張りも仕掛けることもありますが、トータルでの成績はよくありません。
(お前が下手くそなだけと言われたら、それまでなのですが…汗)
では、この方向を間違わないために何が必要か?
それは『高値』『安値』を見ていくこと。
高値・安値をチェックして、切り上げているのか、切り下げているのか、または方向感がないのかを確認する必要があるのです。
高値・安値を決める方法はたくさんありますが、一番シンプルなのが『スイングハイ・ロー』です。詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
当たり前かもしれませんが、勝てているトレーダーほど、この当たり前のことをしっかりとこなしています。
逆に初心者やいつまでも勝てないトレーダーは、この当たり前をおろそかにします。
アナタもトレード記録を見返してみてください。
トレンドがでている方向とは逆のポジションを持ったりしていませんか?
②タイミングを間違える
ここでいうタイミングというのは、エントリーするポイント・時間のこと。
効率よく利益を残していくためには、タイミングも重要。
例え正しい方向にエントリーしても、エントリーするタイミングを間違ってしまうと、得られる利益が少なくなってしまうからです。
ですから、タイミングというのもトレードでは非常に重要な要素といえるのです。
このタイミングを間違わないようにするための手法はトレーダーによって違いますが、ボクならフィボナッチ・移動平均線を活用しています。
③資金量を間違える
資金量を間違えてトレードをすると、一発退場もありえるのが相場の世界。
早く稼ぐという意味では、資金量を多めでトレードした方がいいのは確かです。
しかしそれだけ、お金が溶けていくのも一瞬。
それはまるで、目的地に早くたどり着きたいために、スピードをだしまくる車のようです。
アクセル全開、信号なんて気にしない。
そんな車が事故を起こすのは、時間の問題ですよね?
かく言うボクも、20万円の資金を2週間で100万近くまでにしたことがあります。
レバレッジはできるだけ掛けて、証拠金維持率は150%超えたことなんてありませんでした。
その後どうなったかは言うまでもないですよね?
相場に100%はありません。
トレンドの方向にいいタイミングでエントリーしたと思っても、負けるときは負けます。
しかも、連敗なんてしょっちゅうです。
それなのに、たった数回負けただけで証拠金をすっ飛ばすような資金量(LOT数・レバレッジ)でトレードする人が大勢います。
これは、損切りをせずに含み損を抱える場合も一緒。
たった数円の含み損で強制ロスカットなんて資金量はとるべきではありません。
資金管理の大切さを知る上で、バルサラの破産確率は外せません。詳しい説明はこちらの記事をご覧ください
個人的には、10連敗しても耐えられるLot数やレバレッジ5倍以下を目標にすべきだと思います。
伝説の投資家ジョージ・ソロスもこう言っています。
「まずは生き残れ 儲けるのはそれからだ」と
最後に
いかがだったでしょうか?
トレードの失敗の3つの原因
- 方向を間違える
- タイミングを間違える
- 資金量を間違える
これを知り、見直すことで、あなたトレードは見違えるように変わると思います。
もっと「こうすれば勝てる!」みたいなことを言いたいのですが、ボクが気を付けているのは本当にこの3つぐらい。
どうすれば3つの失敗を防げるか?
これに集中している結果、利益が残っているのだと思います。
アナタの参考になれば幸いです。
川西 能司
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