1本の線を引くだけ!伸びやすく・勝率が高い【切り上げ/切り下げ】ライントレード

  • トレードパターンを増やしたい
  • 勝率を高めたい
  • シンプルなエントリー方法を知りたい

こんな悩みに答える記事です。

前回、水平線を使ったエントリー手法について記事を書きました。

水平線を使ったシンプルなエントリー手法【トレンドフォロー用】

水平線を使ったシンプルなエントリー手法【トレンドフォロー用】

2021年5月24日

ボク自身、『水平線』と『切り上げ/切り下げライン』を使ったエントリーが、多くの割合を占めています。

水平線を使ったエントリーはとてもシンプルなのですが、実際のエントリーで使うパターンとなると『切り上げ/切り下げライン』を使うことがほとんど。

ボクのエントリーパターンは、こればかりといっても言い過ぎではないと思います。
それだけ使いやすいエントリーパターンです。

もしあなたが、トレードルールを増やしたいと思っているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

ではいってみましょう。

切り上げライン・切り下げラインとは

切り上げ/切り下げラインは、エントリー専用のラインです。

上位足で大きな流れをつかんで、水平線や切り上げ/切り下げラインを使って、エントリーをしかけていきます。
下図をご覧ください。

 

赤マルが、水平線を使ったエントリーポイント。
この水平線を使ったエントリーが基本になるのですが、うまく水平線でエントリーできるとは限りません。
そこで出番となるのが緑ラインの『切り下げ(切り上げ)ライン
水平線でエントリーできなかったときや、深く押してきたときなどで活用できます

切り上げ/切り下げラインの定義とは

切り上げ/切り下げラインは、ナナメに引くラインです。

「え?トレンドラインとどう違うの?」
とお思いかもしれませんね。

トレンドラインは、高値・安値がともに切り上がる(切り下がる)ラインです。
それに対して切り上げ/切り下げラインは、

  • 単純に安値を切り上げる:安値切り上げライン
  • 単純に高値を切り下げる:高値切り下げライン

上記の視点で引くラインとなっています。

上図のよう切り上げ/切り下げラインは、切り上がった安値同士・切り下がった高値同士を2点以上で結んだラインのことをいいます。

安値切り上げラインは、高値を切り上げなくてもいいですし、高値切り下げラインは安値を切り下げる必要はありません。
その点がトレンドラインとの違いなので、しっかりと覚えておいてください。

引いていいラインとダメなライン

実際の相場では、高値を切り下げたり、安値を切り上げたりすることはひんぱんに起こります。
そのどれにもラインを引いてエントリーを仕掛けていくかというと、そうではありません。
引いていいラインとダメなラインがあります。

下のチャート(15分足)をご覧ください。

青のラインは引いていいライン。
黒線で波のイメージを書きましたので、それを見ていただければ波を打っているのがわかるかと思います。

一方、赤のラインは引いてはいけないライン。
角度が急だったり、波になっていないからです。
もちろん、このラインが絶対ダメなのかと聞かれるとそうではありません。
(上のチャートでも利益になっているしね)
ですがダマシにあう確率が高く、引かないほうがいいでしょう。

もうひとつ、別のチャート(15分足)を見てみましょう。

切り上げ/切り下げラインを引くコツは、角度と波を意識することです。
そのためには、上位足もチェックするようにしましょう。
たとえば、上の15分足チャートの上位足を見てみると・・・

赤ラインは、陽線がまったく出現していないのがわかるでしょう。
一方、青ラインでは陽線と陰線が交っているのがみえますね。
とくに2本目の青ラインでは、下位足の波がハッキリとイメージできます。

このように切り上げ/切り下げラインを使うときは、上位足を必ず見るようにしましょう。
陽線と陰線が交っているかで、成功度はグンと変わりますよ。

切り上げ/切り下げラインのエントリーイメージ

高値切り上げ/切り下げをイメージしたエントリーは、次のようになります。

上図は上位足が下降トレンド中、短期足戻り売りの場面。

赤マルが水平線を使った戻り売り候補ですが、赤マルに自信がない場合やうまく入れなかったときに、緑の切り上げライン下抜けでエントリーができます。

赤マルより損切りも遠くなってしまいますが、その分勝率が高いポイントといえるでしょう。
なぜなら、上位足の優位性(下降中)+短期足赤レジスタンスラインに、短期足の切り上げライン(サポートライン)抜けという3つ目の根拠が加わるからです。

実際のチャートでも見てみましょう。

上位足は勢いよく下降中の相場です。
それでも下位足で見れば、戻してくるポイントはあるので、そこを狙っていきます(短期戻り売り)
水平線を使ったエントリーでは、赤マルのポイントがエントリー箇所。
ですが、水平線で反応せずにさらに深くおしてきたり、水平線まで戻ってこないときもあるでしょう。
そんなときに、緑の切り上げライン下抜けで、エントリーを仕掛けていきます。
先ほど書いたように、切り上げ/切り下げラインを使ったエントリーは優位性が高いので、よけいな含み損を抱えるストレスもなく、伸びることが多いです。

切り上げ/切り下げラインはサポ・レジのセットで使う

切り上げ/切り下げラインは、以下のセットで使ってください。

  1. ロングのときは、サポート・レジスタンスラインのセット
  2. ショートのときは、レジスタンス・サポートラインのセット

たとえば押し目買いが成功する条件として、上値を抑えている直近のレジスタンスラインを抜ける必要があります。
このときのレジスタンスラインは切り下げラインなわけなので、
サポートされた(もう下がらない)→レジスタンス上に抜けた(抵抗勢力がいない)→上がる
という図が成立します。


ショートの場合は、この逆に考えてください。

ロングの時はサポ・レジのセット、ショートの時はレジ・サポのセットと、必ずセットで使っていきましょう。

切り上げ/切り下げラインは、順張りのみで使う!

  • ロングで攻めるときは、切り下げラインを引く
  • ショートで攻めるときは、切り上げラインを引く

ですから、安値切り上げラインからのロングは間違い。
トレンドラインからのロングは正解だけどね。

切り上げ/切り下げラインのメリット・デメリット

どんな優れたインジケーターや手法にもメリット・デメリットがあります。
もちろん、切り上げ/切り下げラインも例外ではありません。

◎メリット

  • エントリーのタイミングがわかりやすい
  • 優位性が高く、勝率も高い
  • 動きだしを狙える

◎デメリット

  • 必ず動くとは限らない
  • 損切りは少し遠めになることが多い

 

切り上げ/切り下げラインで勝率を高めるには、やはり上位足の環境が大切。

  1. 上位足の押し目・戻り目の局面で使う
  2. 上位足で陽線陰線が交っている

上記2点を意識せずに、短期足だけでラインを引きまくっても、うまくはいかないでしょう。

 

実例

ここでは実際のチャートを使って、流れを見ていきたいと思います。

順張り

下のチャートは1時間足です。
戻り高値を抜けて、買い目線になった段階。
(『Swing HL-mesen』で目線を固定しています)

「さあ、押し目で買っていくぞ」という局面ですね。

そのため、押してきたら短期足でタイミングを図っていきます。
下のチャートは15分足。

押してきたので、短期足でエントリーポイントを探します。
このときに、水平線や切り上げ/切り下げラインを使っていくのです。
今回は押し目買いなので、切り下げラインを引いてタイミングを図ります。

緑の切り下げライン1本目は、損切りとなりました。
必ず勝てるわけではありませんから、おとなしく受け入れるしかありません。

2本目は無事成功。
すぐに伸びて、直近高値に到達しました。
(ここからさらに伸ばすかは、相場環境次第)

これが基本の形です。
イメージとして覚えておきましょう。

では、続いて戻り売りの局面でみたいと思います。

押し安値を抜けて、売り目線となりました。
戻り売りを狙っていく局面です。

切り上げラインを下抜けると、すぐに落ちていきました。
切り上げ/切り下げラインを使ってエントリーする場合は、抜けてから一度戻ってきたところでエントリーするのが理想です。
(損切り狭くできるし)
ですが、売りの場合はとくに抜けるとそのまま落ちていくケースが多いので、早めのエントリーを心がける必要があります。

この後の続きを見てみましょう。

先ほどの続きです。
たとえうまくエントリーできなくても、チャンスはいっぱいあります。
落ち着いて、切り上げ/切り下げラインが引ける波を待ちましょう。

ブレイク後、順張り

上位足の高値・安値をブレイクし、「これからガンガン伸びるぞ」というときにも、切り上げ/切り下げラインは有効です。
といっても、使い方は一緒。

1時間足の戻り高値だけでなく、より上位足の高値までブチ抜いてきました。
大きな時間足もトレンド継続が決定するので、これからドンドン伸びてきそうな相場です。
押し目(戻り目)も浅いとふんで、ガンガン攻めていきたいところ。

緑の切り下げライン上抜けで入っていけば、問題なく利益になりそうですね。
一方、赤の切り下げラインは波が認識しづらく難しいかもしれません。
わかりにくいと感じたら、ムリせずスルーしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

切り上げ/切り下げラインのまとめ

  • 上昇トレンド中は、高値切り下げラインを引き、ロングを狙う
  • 下降トレンド中は、安値切り上げラインを引き、ショートを狙う
  • 長期足で動くところを見て、短期足でエントリーする
  • ロングのときは、サポート・レジスタンスラインのセット
  • ショートのときは、レジスタンス・サポートラインのセット
  • 上位足で陰線陽線が交っているかチェックする

◎メリット

  • エントリーのタイミングがわかりやすい
  • 優位性が高く、勝率も高い
  • 動きだしを狙える

◎デメリット

  • 必ず動くとは限らない
  • 損切りは少し遠めになることが多い

水平線と切り上げ/切り下げラインを併用することで、エントリーチャンスは増えると思います。
また手法もシンプルなので、検証もしやすいでしょう。
ぜひ、活用してみてください。

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nouji

noujiと申します。 トレード歴8年目になるトレーダーです。 数々の失敗・挫折を繰り返し、今ではラインを活用したシンプルなトレードに落ち着いています。

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