本ページにはプロモーションが含まれる場合があります

トレードで安定して利益を稼ぐために、最初に覚えるべきプライスアクションとは?

投稿日:2021年3月6日 | 最終更新日:2022年1月14日

こんにちは!noujiです。

「ローソク足が急上昇したので、飛び乗った瞬間に下がってきた・・・」
「エントリーしたら、逆行したので損切りしたら戻ってきた・・・」

そんな経験ありますよね?

相場は『波動』で動いています。

コレを知らなければ、目の前の値動きにアタフタしてしまい、安定して利益をだすことはできません。
一方、波動をしっかりと理解していれば、待ち受けるトレードが可能になります。

ボク自身はトレードをするときに、必ずチャートに波をイメージするようにしています。
そうすることで、値動きに慌てることが少なくなり、成績が安定しました。

そこで今回は、相場の『波動』について解説いたします。
とてもシンプルな内容ですが、これを知っておけば目先の値動きに一喜一憂することもなくなるでしょう。

参考になれば幸いです。

相場は波動でできている!

相場というのは波でできています。

一定方向に動いている相場でも、いったきり戻ってこない相場というのは存在しません。

例えば、上昇相場であれば、大きく上げてから小さく戻し、また大きく上げるというような動きを繰り返します。

下降相場であれば逆ですね。

 

相場が波を描く理由はいくつかありますが、理由は大切ではありません。
海に波があるのと同じで、相場にも波があると覚えておいてください。

波動の基本は『N』のカタチ

相場が波を描きながら動いているのがお分かりいただけたでしょうか?

この波動を意識するために大切なことは、チャートに『N』のカタチをイメージすることです。

上昇相場であれば、上図のようにローマ字の『N』のカタチを作りながら上昇していきます。
下降の場合は『逆N字』のカタチですね。

そのため、波動のことを『N波動』とか呼んだりもします。

 

相場は、このようにN字の波動を描くということが、プライスアクションの大原則です。
N字を描きながら上昇しているか、逆N字を描きながら下降しているか、N字が崩れてレンジになっているしかありません。
ダブルトップ(ボトム)やトライアングルなどのチャートパターンも、結局はこのN字の波動が崩れたカタチといえます。

波動はどうやって描く?

「相場が波動で動いているのは分かったけど、どうやって描けばいいの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

波動を描くときに見るべきポイントは、『高値・安値(※)

『高値・安値』を順番に見ていくことで、相場が向かっている方向と波をイメージできるようになります。

上図のようにチャートの左側からしっかりと高値と安値を見ながら波を描いていきましょう。
慣れてきたらわざわざチャートに波を描かなくてもイメージできますが、最初のうちは実際にチャートに描いたほうが勉強になると思います。

もちろん色を分ける必要なんてないですよ。

高値・安値とは?
価格は波を描くように推移します。
波の山の部分を「高値」、波が谷の部分を「安値」と呼びます。

初心者の方であれば、高値・安値をどう決めればいいか迷うかもしれませんね。
高値・安値の決め方に定義はありませんが、「スイングハイ・スイングロー」がとてもシンプルでいいと思います。
詳しくは別記事で紹介していますので、よろしくければ是非ご覧ください。

プロトレーダーも使っているシンプルな高値と安値の決め方

2020年7月30日

波動をイメージしながらトレードをする

この波動をイメージできていないと、目先の値動きにアタフタしてしまうことになります。

例えば、アナタは以下のような経験ありませんか?

上のチャートのように、ドンドン価格が上昇しているのを見てしまうと、

こんな動きを予想してエントリーしてしまったことはありませんか?

ボクなんかは、よくやっていました。

でも実際にはどういう動きになるかというと・・・

 

こういう動きになってしまうのです。

で、この後も基本的な波の性質を理解していないがために、

 

上のような動きになってしまうと、今度はどこまでも下がっていくと思い、戦々恐々で損切りをしてショートポジションを持っちゃたりします。

 

で、結局こんな動きでヤラレテしまうのです。

もし思い当たる節があるのなら、波動の性質を理解していないからといえるでしょう。
偉そうに言っていますが、ボクもさんざんやらかしてきました。

ただ、これは仕方ないことと言えるかもしれません。

なぜなら人間には、直近の動きでその先の動きを想定してしまうというクセがあるからです。
(脳にある前頭葉の特徴だそう)
このクセのせいで、目の前で大きな陽線のローソク足がでたなら、今後も陽線が出続けると脳が仮説を作ってしまうのです。
そしてそれしか情報がなければ、それがさも真実であるかように語りかけてくるそう。
(なんとも厄介)

つまり、波の性質を理解せずに、直近の値動きだけを見てトレードをすると、
「大きな陽線がでたから、もっと伸びるぞ」
「大きな陰線がでたから、もっと下がると」
と勝手に脳が判断してしまうのですね。

『買えば下がり、売れば上がる』ということを繰り返してしまうのは、ここに理由があります。

これを回避するために、ボクたちは波動の性質を知り、トレードに活用するとが重要なのです。

脳がどんなに「上がりそう(下がりそう)」と訴えかけてきても、波の性質であるNの波動をイメージすることが大切。

どんなに勢いがある相場でも、いったきり戻ってこない相場というのはないのですから、波動の特徴を信じて待つことが重要です。

そうすることで目先の値動きでトレードするのではなく、待ち受けるトレードが可能になります。

ちなみにボクはN波動をイメージするさいに『フィボナッチ』をよく利用します。

フィボナッチリトレースメントの使い方と重要な4つの数値とは?

2020年1月8日

何か重要なイベントなどで、いきなり大きく動くときもあるでしょう。
そういった時には、なかなか戻さずヤキモキすることもきっとあると思います。
でも、たまにあるそんな値動きを狙うより、波の性質を信じてポイントで待つ方がトレードは安定すると思います。

あの動きもこの動きも狙いたいと思うのも無理はありませんが、波動をイメージした部分だけを狙っていくようにすると安定して利益を残せるようになってきますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか?

本日のまとめです。

◎相場は波動でできている

相場というのは波でできている。
一定方向に動いている相場でも、いったきり戻ってこない相場というのは存在しない。

◎波動の基本は『N』のカタチ

波動を意識するために大切なことは、チャートに『N』のカタチをイメージすること。
下降相場の場合は、逆『N』のカタチ

◎波動はどうやって描く?

波動を描くときに見るべきポイントは、『高値・安値

◎波動をイメージしながらトレードをする

どんなに「上がりそう(下がりそう)」と訴えかけてきても、波の性質であるNの波動をチャート上にイメージすることが大切

 

The following two tabs change content below.

川西 能司

川西と申します。 トレード歴10年目になるトレーダーです。 数々の失敗・挫折を繰り返し、今ではラインを活用したシンプルなトレードに落ち着いています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です